香川県産オリーブで草木染め!カーゴシップさんの小学生向けワークショップ

この記事は、こんな内容です!

香川県高松市、夫婦お二人で帆布バッグのオーダーメイドを営むCargoshipさん。
先日、お二人が某小学校にて「草木染め体験―オリーブの葉でハンカチを染めてみよう!―」を開かれるということで、撮影担当としてお邪魔してきました。

記事の最後に、当日のワークショップの模様を動画にて紹介しております。

まずは・・・何故、二人は「オリーブ」を選んだのか!?

うどん県どころではない、香川のオリーブ生産

さて、今では自他ともに認める「うどん・UDON県」
として国内外にその名を馳せている香川県。

その数字、改めて振り返らなくても、という
感じですが。。。一応。

うどん・そばの世帯当たりの消費額は
約12000円で全国平均の2倍(2位の山形にも約1.5倍差)!
総務省統計局家計調査「生うどん・そば」「乾うどん・そば」 2015-2017年の平均値
人口10万当たりのうどん店数も約56軒と全国1位です
NTTタウンページデータベース

しかし・・それだけじゃない、うどん県!

香川県の県花、県木にも指定されているオリーブ。
特産果樹生産動態等調査(農林水産省)によると・・・

平成27年度全国の「オリーブ」収穫量は395t。
香川県は380t、シェア96パーセントを占め1位となっています。

オリーブといえば、
オリーブオイルや塩漬け、化粧品
などが有名ですが

最近ではオリーブハマチやオリーブ牛など、
「オリーブ」を飼料として添加して育てた
食材が注目を集めていますよね。

うどん県旅ネット 「瀬戸内海に浮かぶ『オリーブ栽培発祥の島』へ出かけよう!」

県もオリーブのブランド化を強力に進めています。
オリーブ新品種開発 香川県、ブランド化進める」(日本経済新聞)

「うどん県」の次は「オリーブ県」(!)
と名乗ってもいいかもしれません笑

「香川」から「香川」の「物語」を伝えたい二人

さて、今回のワークショップの主催者、CargoShip。

ご夫婦で営まれているこのバッグ屋さん。
大切にされているのは、
お客様との繋がりと

日本一小さな「香川」県で
物作りをして行く、という事。

80色という豊富な
(というか選べる色、多すぎでしょ!)

カラーバリエーションによる
オーダーメイドに拘るのは

お客様との間に流れる、あるいは
バッグとお客様との間に生まれる「物語」を
とても大切に思ってらっしゃるからです。

「物語」を大事にする二人。

だからこそ、自分たちの活動を通じて、
少しでも香川の良さを発信したい、
と考えられていたお二人。

その中でたどり着いたのが・・・

県の名産であるオリーブ。
その葉を染料として使用した

Olive帆布のブランド「CargoShip Olive」

です。

その思いは徹底していて、

使用する葉はもちろん、
小豆島産のオリーブ葉。

染めるのに使用する水も、
大滝山という讃岐山脈の上流から
汲んでくるというこだわり。

この「CargoShip Olive」ブランドは、

まさに「香川」へのお二人の想いが詰まった
まさしくこだわりのブランドなんです。

ですので・・・
今回のワークショップは

自分たちが大事にする
ブランドを通じて行える

まさにお二人の想いが結実したような
イベントなんですねー!

子ども達も前のめりで参加したワークショップの概要

それでは・・・子ども達も夢中になって参加していた、
ワークショップ当日の様子をご紹介いたします。

注意
ワークショップの写真・動画は、生徒さんの「顔」や「名前」が写っていないことを条件に、掲載許可を頂いております!

【1】まずは全体説明から

【1】まずは全体説明から

説明もさることながら、(皆の手元に資料を配っているのに)
黒板にご主人が書かれた説明板書が
ご主人の思いを物語っています!

【2】染め液を作ります

【2】染め液を作ります

乾燥させ破砕させたオリーブの葉を
沸騰したお湯につけ染め液を作ります。

子ども達からは早くも、「お茶の匂いがする!」などの反応が。

【3】布に模様をつける準備をします

【3】布に模様をつける準備をします

ペットボトルのふた、ビー玉、豆を
輪ゴムでぐるぐる巻いて
模様をつける準備をします。

上級者向けには
刺繍で文字やイラストを模様付けることも
可能です!

【4】布の下処理(タンパク質化)を行います

【4】布の下処理(タンパク質化)を行います

実は・・・綿の布はそのままだと
色があまりつきません。

ですので、一度「豆汁(ごじる・豆を砕いてこしたお汁)」という
大豆から作られた液に浸し、タンパク質化させなければ
ならないんです。
(染料はタンパク質と反応して、綿に色をつけます!)

【5】布を染め液につけます

【5】布を染め液につけます

準備が整った布を
いよいよ染め液につけます!

あれ・・・?何だか色があんまりついてないみたいだけど・・・
子ども達が、ちょっとざわめき出します(笑

【6】染め液につけた布を媒染します

【6】染め液につけた布を媒染します

子ども達のくいつきポイント!笑
媒染液につけることにより、
布の色が劇的に変わりますよ・・・!

このペットボトルに入っているのが
「媒染液」。
 


 
化学変化により、染めた布の色を
急速に濃くさせます。

媒染液は、錆びた鉄と酢、水を混ぜ数日置いておくだけで
簡単に作れるそうです!
(つまり、お家でも作れるよ=染め布が出来るよ!ということですね!)

【7】もう一度染め液につけ、色を定着させます

【7】もう一度染め液につけ、色を定着させます

ここで再度、染め液に布を浸します。
大分、緑の色が濃くなってきましたね!

【8】染めあがった布を水洗いします

【8】染めあがった布を水洗いします

作業もいよいよクライマックス!
布をよーく水洗いし、つけてあった輪ゴムを取り外し、
色が出なくなるまで水洗いします。

【9】よーく乾かして完成!

【9】よーく乾かして完成!

ついに完成です!
この日は、出来上がった布を家庭科室に広げて
乾かしました!

オリーブ染めワークショップのこれから

いかがでしたか?

最後に布を広げ
初めて模様が分かるワクワク感。

目の前で、布の色が
ドラマティックに変わる楽しみ。

子供達の笑顔溢れる
ワークショップでしたよ!

親子向けのワークショップにぴったり!!

WS後、お二人に今後のことを
少しお聞きしました。

草木染や、「自分で作る」という体験を
色々なところで楽しんでもらいたいので、

作業工程を見直したり、
いくつかのバリエーションを
もう考えてらっしゃるそうです。
(終了直後から、お二人でミーティングされてました!)

科学の要素もあり、地元のオリーブや水を使うことで
香川を知るきっかけにもなる。

子どもの夏休みの宿題や、親子向けのワークショップなんかにぴったりですよね!
親子向けのイベントを主催されている皆さん、検討されてみてはいかがでしょうか!

√24

新しい出会いを楽しみたい

最後にお二人は・・・

これまでのお客様との出会いって、マルシェなどの出店先がメインなんです。バッグをオーダーしてくださる皆さん。そんな出会いを通じて、私たちは想いをお伝えしたり、お客様から想いを頂いたりしてきたんです。

と前置きしたうえで。。。

これからは、こういったワークショップなどで子供たちとの出会いが増えていけば良いなぁと思っています。
そして、(私たちが感じている)ものづくりの楽しさ、香川の良さというものをもっとたくさんの人にお伝えできるように、私たちも頑張っていきたい!と思っています。

実はお二人とも、子どもが大好きなんだと、
私が知ったのはワークショップ終了後でした。。。

ワークショップに関するお問い合わせ

お問合せは、以下のCargoShip HPや各SNS

よりお願いします。

染料に使用するオリーブ葉の仕込みなどもありますので
実施日に余裕をもってお問合せいただくのが良いかと思います。
 

【動画】3時間のワークショップを2分半にまとめました!


 

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