スーパー、コンビニ、ドラッグストア、自販機まで・・・。国内流通の発達のお陰で、私たちはどこででもお米が買える時代を生きています。
それは、実際の店舗に限りません。
農業協同組合(JA)が運営する通販サイト「JAタウン」しかり、Amazonや楽天市場などの大手オンラインモール等・・・
ネット通販でも、香川県をはじめ全国各地のお米を購入することが出来、レビューや価格の比較や産地の情報を検索しながら、検討することができます。
そういう意味では、自分好みのお米を選びやすくなっている、とも言えますよね。
しかし、2024年、どこでも手軽に買えていたお米に異常事態が発生します。
「令和の米騒動」と呼ばれるその現象は、国内で生じた米不足とそれに伴う混乱を指します。
なんと、これまで当たり前にあったスーパーの米売り場が空っぽになり、「購入は1人1点まで」といった制限がかけられる等、お米が買いたくても買えない状況が続きました。
この騒動の背景には、2023年の猛暑による不作や、訪日外国人の急増による米の需要拡大が影響していると分析される一方、流通の問題や消費者の買い溜め行動の影響も指摘されています。
手さて、私が住む人口2万人あまりの(決して大きいとは言えない)町、綾川町。
田園都市という名がぴったりの、自然豊かで農業の盛んなこの町には、創業80年の歴史を持つお米の専門店(米穀店)「お米のかわにし」があります。
現在ほどお米がどこでも買えなかった時代から、この地で、お米の専門店として長く地元の方達に愛され、支えられてきたお店です。
3代目でお米マイスターの店長厳選のお米を、店頭で購入できるのはもちろん、オンラインショップ「ハラヘッタライスマーケット」でも、香川県産「こしひかり」を始めとする商品を購入いただけます。
お米マイスター厳選のお米は
ハラヘッタライスマーケットで!
香川県民にもあまり知られていませんが、私が住む綾川町(しつこい)には、かつて、厳しい基準をクリアし、天皇が新しく即位したときのみ執り行われる儀式式「大嘗祭(だいじょうさい)」に奉納するお米のために選ばれた田んぼ、「主基斎田(すきさいでん)」があります。
そして、令和の現在も保存会の皆さんによって、「お田植えまつり」が開催され、その歴史が伝承されているのです。
今も綾川町にある香川県立農業経営高等学校は、1915年(大正4年)、大正天皇の即位に際して行われた大嘗祭の主基斎田に選定されたことを記念して(当時は香川県綾歌郡山田村)設立されました。
この「主基」という校名は、特に宮内省の認許を経て付されたもので、全国的にも稀有な由縁を持つ高校なんです。
香川県はお米の名産地としてはあまり知られていませんが、いくつかの特徴的な品種が栽培されています。香川県の気候は、晴天の日が多く、雨量が少ないため、稲作には適しています。
香川県で栽培されている主な品種には、「コシヒカリ」、「おいでまい」、「ヒノヒカリ」、「あきさかり」などがあり、特に「おいでまい」は香川県で開発された品種で、高温に強く、食味ランキングで特Aを獲得したこともあります。
全体的に香川県のお米は、もちもちとした食感と甘みが特徴で、冷めても美味しいと評判です。
そんな人気品種の中から、現在(2024年9月時点)お米のかわにしオンラインショップ「ハラヘッタライスマーケット」では、「香川県産こしひかり」を購入いただくことができます。
ここで、店長の心こもったこしひかり解説文をご紹介します。
厳しい猛暑に加え、雨の少ない四国香川県。
余りにも水が足りない為に作られた”ため池”の数は、全国屈指。
そんな過酷な環境を耐え抜いて育ったコシヒカリの新米です。
粒に少し白い部分があるのは、厳しい環境を生きた証。
炊き上がりは弾力が強めのごはんになります。
うどんの本場のお米はコシが強めに感じるかもしれません。
隠れたお米の名産地から生まれた名品「こしひかり」、こちらのサイトからご購入いただけます。是非一度、ご賞味ください!
※うどん県民のみなさんはスルーしてくださいね(笑
え?炭水化物に炭水化物合わせるの?と思われますよね。
そうなんです。さぬきうどん店では、おでんや揚げ物類にまじって、おにぎりもセットで選べるのです。しかも、だいたいセルフ。
この炭水化物祭りは、うどん県の食文化を楽しむうえで、避けてはとおれない道なのです!笑
かしわ(鶏肉)をバターと醤油で炒め、ご飯の上に乗せたシンプルな料理です。
バターのコクと醤油の香ばしさが絶妙にマッチした、いわゆる「ご飯がとまらない」系の味です。
この、こってりな味に合うお米はどんな種類でしょうか?皆さんも、是非、自分だけのベストマッチを探してみてください。
お米マイスター厳選のお米は
ハラヘッタライスマーケットで!
香川県民のおふくろの味で冬を代表する郷土料理、「まんばのけんちゃん」。
まんばとは冬から秋にかけてが旬の高菜の一種。油揚げや豆腐、煮干しなどと一緒に炒め、出汁や調味料で味を調えて完成です。
やはり、地域や家庭によって、アレンジが異なるようです。
県内では居酒屋でもメニューの中によく見かけますね。
ちなみに、妻の実家である山口には、「けんちょう」とよばれる豆腐・大根・にんじんを煮た郷土料理があります。「けんちゃん」と「けんちょう」・・・。
お米は、湿気や温度変化に弱いため、直射日光が当たらず、気温や湿度が安定している冷暗所で保存すると、お米の美味しさを長く保てます。
特に夏場は温度と湿度が安定している冷蔵庫の野菜室で保存するのがお勧めです。冷蔵庫にスペースがない場合は、パントリーや収納棚も、涼しくて乾燥しており、良い選択です。
酸化や湿気をさけるため、出来るだけ米袋のままの保存を避け、専用の米びつを使うことで、酸化・湿気はもちろん害虫からも守られます。
こまめな掃除も忘れずに。米びつにも、様々な種類がありますが、できるだけ密閉性が高いものを選びましょう。使用の際には、定期的な掃除をお忘れなく!。
お米マイスター厳選のお米は
ハラヘッタライスマーケットで!
お米のかわにしは、昭和17年創業で、そのルーツは大正時代にまでさかのぼります。地元はもちろん全国各地の農家や生産者さんとの結びつき、そして購入される皆さんからの信頼がなければ、80年以上の長きに渡って専門店としての地位を保つことは不可能でしょう。
お米の品質への安心感や信頼性、そして、店長でもあるお米マイスターから直接聞くお米や話や食に関する話は、消費者である私たちにとって、これ以上ない良質な購買体験となります。
お米のかわにしでは、店頭での販売はもちろん、オンラインショップ「ハラヘッタライスマーケット」でも、厳選の品物の購入やお米のお取り寄せが可能です。
私たちの食生活を支える大事なお米を、地域のお米専門店で購入して、地域の農業・文化・歴史をみんなで支え守っていきましょう!
私たちの食生活を支える大事なお米を、
地域のお米専門店で購入して、
地域の農業・文化・歴史をみんなで
支え守っていきましょう!