讃岐樽桶・谷川木工芸の3代目が仕掛ける弁当箱「讃岐弁」がアツい!

この記事は、こんな内容です!

高松市三木町に工場を構える讃岐桶樽の谷川木工芸さん。
多くの人に、桶の良さ、木の良さを伝えようと、「讃岐弁(さぬきべん)」なるお弁当箱を開発中なんです。
地元香川の作家であるCargoshipさん、さをり織工房咲く屋さんともコラボするこのプロジェクトの中身をご紹介いたします!

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「風が吹いたら」儲かる桶屋はどこにある?

風は吹けども・・・

「風が吹けば桶屋が儲かる」

江戸時代の浮世草子(小説みたいなもの)が語源のこの言葉。

どうして「大風で埃が立つ」ことが「桶」の儲けになるのか。私には何回聞いても、覚えられません。

いえ、自分の記憶力の拙さを言いたいのでは無く(笑

ここで言いたいのは、浮世草子という小説に登場するくらい、当時の桶屋は、メジャーな存在だったんだ、ということです。

【桶屋メジャー説其の壱】タガ

「桶屋メジャー説」を証明する、もう一つの証拠。

「箍(タガ)を締める」=緩んだ気持ちや規律を引き締め直す
という意味のことわざ。

この「箍(タガ)」とは・・・
桶樽のまわりにはめていた
竹で出来た輪っかのことなんですねー。

【桶屋メジャー説其の弐】実は母方の実家も・・・!

そして・・・

なんと、松島町にある私の母方の実家も、
昔は桶を作っていたそうなんです!

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そう言えば、お正月に行くと必ずでっかい桶が出てきて
うどんやチラシ寿司なんかを作っていて、

「これ(桶)はじいちゃんの手作りやけんなー」
なんてことを聞いていたのを思い出します。

時代の流れの中で・・・


「町内に一人や二人は桶屋があった」
なんて言われるくらい
香川県内にも多数存在した桶屋も

時代の流れの中で、とりわけ
プラスチック製品の台頭と共に
町から姿を消していき・・・

今では、昔ながらの手作り桶を作るお店は
香川県で2軒のみになったそうです。

伝統の「讃岐桶樽」を届け続ける桶屋 谷川木工芸」

県内でわずか2軒!

香川県で残存するのが2軒のみとなった桶屋。
その内の1件が、三木町下高岡にある谷川木工芸さんです。

その雰囲気を伝える谷川木工芸さんのHPはこちら↓。


参考
谷川木工芸香川県三木町で讃岐桶樽・すし桶を中心とし、お櫃や風呂イスなど日常品からオリジナル・オーダー品を、国産杉を使用して製作しています。

イメージ動画も

2代目が県の伝統工芸士として認定

ちなみに2代目、谷川政則氏は讃岐桶樽の工芸品分野にて
香川県伝統工芸士に認定
されています。


参考
香川県伝統工芸士 一覧

また、同店の商品は
三木町のふるさと納税の返礼品として採用されています!


参考
ふるさとチョイスあなたの意識をふるさとに

真っ先に思い浮かべるプラスチック

実は、3代目の谷川清さんは、私の前職の同僚(!)
そんなご縁もあって、谷川木工芸さんのHP作成をご依頼頂きまして。

それ以来、何かと情報交換を続けているんです。



と、ここまでは伝統の桶の話題が中心でしたが、
残念ながら現在の主流はこちらですよね。

私も、「桶」と言えば真っ先にプラスチック製を思い浮かべていました。。。

先人の知恵の詰まった、木製の桶樽。
しかし、現状維持を狙っていては衰退する一方です。

讃岐桶樽屋の3代目が仕掛ける弁当箱「讃岐弁(さぬきべん)」

曲げわっぱじゃなくて・・・

そんな現状を打ち破るべく、3代目を継ぐことを決めた日から、
清さんは色々とアイディアを形にしていきます。
(実は、HPの作成もこの流れの一環です)

その中で彼が目を付けたのが、海外、特にフランスで流行している
BENTO、つまりお弁当です。

日本のお弁当が世界に!フランスでBENTOがブーム

そう、木のお弁当箱と言えば、昨今
「曲げわっぱ」のお弁当箱が有名ですよね。

で・す・が・・・

3代目

そう言えば、桶の形の弁当箱って、見ないよな・・・

そうして、試作品として完成したのが・・・
桶の特徴を活かしたお櫃型のお弁当箱

その名も、「讃岐弁(さぬきべん)」!!

桶屋のこだわりと特徴が随所に

材質はもちろん、桶に使われている国産の杉。

蓋と上下の器は、凸凹で引っかかるようになっており、
ちゃんと横滑りしないようになっています。

上下の器に一つずつ付けられた銅製の箍(たが)。
 

お櫃のシルエットを残したい!」という、
桶屋としての3代目のこだわりポイントです。

MEMO

そもそも木製のお櫃は、木の自然の調湿機能で余分な水分を吸収。ご飯の旨味が保たれます。
それに杉の木に含まれる殺菌作用。中の食材が傷みを軽減しながらの保存が可能なのです。

まさにお弁当箱にぴったりですよね。

地元の作家さんとのコラボ

さて、どうして私がこの「桶屋が作る弁当箱」の記事を書いているかというと・・・

この弁当箱のアイデアを思いついた谷川清さんから連絡を頂いたんです。

3代目

斯く斯く然然で弁当箱を作るんですけど、これに合う入れ物(カバン)と蓋をとめるバンドを探しているんです!

それならば!ということで、、、
このお二方(組)を、紹介させてもらったわけです。

ご夫婦で、素敵なカバンによる彩りと、心温まる「ストーリー」を届けることを大事に、「香川県で作る意味」をしっかりと考えてらっしゃる・・・
 


CargoShipさん。

 



参考
Cargo Ship帆布バッグ Cargo Ship 暮らしに彩りを…

マイノリティも含めた多世代が地域で交流するための拠点づくりを、地元香川県で進められている・・・
 

 

さをり織り工房咲く屋さん。

 


参考
さをり織り工房 咲く屋咲く屋は香川県高松市にある小さなさをり織の工房です。

今はまだ試作品段階ですが、
もう素敵なものが出来そうな香りがプンプンしてきて・・・

この辺りはまた追ってご報告したいと思います。

四国新聞にも取り上げられました!

2018年7月13日、四国新聞にて取り上げられました!

購入や各種お問合せについて

さて、今回のお櫃型弁当箱「讃岐弁」
讃岐桶樽が気になった!もしくは

オプションのバッグやバンドが気になった!という方。

谷川木工芸 讃岐弁購入ページ


参考
谷川木工芸香川県三木町で讃岐桶樽・すし桶を中心とし、お櫃や風呂イスなど日常品からオリジナル・オーダー品を、国産杉を使用して製作しています。

購入以外でも、谷川木工芸さんはいつでも見学大歓迎なので、
HPトップ画面にあるお問い合わせフォームよりご連絡ください。

CargoShip Olive 特設ページ


参考
桶屋がつくる弁当箱 専用袋「持ち運べるおひつ」専用の弁当袋です。紙袋のような形状はシンプルで使やすく、持ち運びに便利です…

CargoShipさんの視点で、弁当箱およびさをり織のバンドが
素敵に紹介されています!

讃岐弁パンフレットについてはこちらを

【パンフ作成】おひつ・桶の良さを活かした木製弁当箱「讃岐弁」(谷川木工芸)

 

ちなみに、私へのお仕事のご依頼
(取材、記事作成、写真撮影、動画等のコンテンツ作成)

こちらのフォームより。

お待ちしております!

【まとめ】物は作れない私だけれども

残念ながら、私はここに登場する御三方の様に
物を作る、生み出すことに長けてはおりません。

が、

たまたま相談されたので、
私が存じている方をお引き合わせし

そんでもって、ちいといっちょまえに
「こんな形とか出来ますぅ?」
とか口出しなんかして(笑

新しい物が生み出されていく瞬間と
そのワクワク感
を間近で感じ

「物作り」の片鱗ではありますが
その高揚感を味あわせてもらってます。

物は作れない私ですが、
この新しい商品と、そこに生まれた物語をしっかりとみなさんにお届けしたいと思います!!

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