発達障害児を中心とした 特性のある子ども達のフットサルチーム 「リトルキッカーズ」

この記事は、こんな内容です!

私がチーム設立のときからスタッフとして参加させて頂いている、リトルキッカーズというフットサルチームの紹介です。社会的マイノリティな子ども達のためのチームなので、ぜひ一人でも多くの方に興味を持ってもらえると、嬉しいです!

発達障害児と保護者を支援するフットサルチーム!


リトルキッカーズとは、言語聴覚士の宮本寛さんが2013年に立ち上げた香川県高松市を活動拠点とするフットサルチームです。

練習はかがわリハビリ総合リハビリテーションセンター体育館で月1回程度行なっています。

そのメンバーは、

集団行動や他人とのコミュニケーションが苦手な
=「発達に凸凹がある」>

子ども達。

リトルキッカーズは「いわゆる発達障害」の子ども達のための(恐らく県内で唯一の!)フットサルチームなのです。

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最近の練習風景はこちらをどうぞ

【リトルキッカーズ 】みんなで楽しんだ定期練習メニューの紹介

【リトルキッカーズ 】コロナ自粛開けの3ヶ月ぶりの定期練習!みんな元気にサッカーを楽しみました!


 
なんとダンスにも挑戦しております。

ヒップホップダンスが子供たちと保護者に新しい光を見せてくれた|リトルキッカーズダンスプロジェクト

専門家と保護者で固めるスタッフ陣!

リトルキッカーズ(以下、「LK」と略します!)
の設立は2013年10月。

代表の宮本寛さんは言語聴覚士で
自閉症スペクトラム支援士をお持ちの
「超」専門家!

言語聴覚士とは

病気や怪我、加齢によって「話す・聞く・食べる」ことに障害のある方が、自分らしく生きて行けるように、必要に応じた訓練や支援を行う専門職(国家資格)のことです。

自閉症スペクトラム支援士とは

日本自閉症スペクトラム学会が認定する資格。自閉症スペクトラムの子ども達に対して、医療だけでなく、福祉・教育・アセスメント・心理など様々な側面から、専門的なサポートを行える人材であることを証明する資格です。
宮本さんは、全国でも60名ほどしかいない、「ADVANCE」の資格をお持ちです!
日本自閉症スペクトラム学会HP

その他スタッフには・・・
養護学校教諭、一般社会人、学生
そして、サッカー経験者の保護者(←私はこれにあたります)。

 

設立5年を迎え

現在では常時2〜5人ほどのスタッフで
練習を行なるようになりました。

 

というのは

設立当初、練習参加スタッフは10名以上

ほぼ、子ども一人にスタッフ一人!
という体制で臨んでいましたから・・

20名を超えるメンバー。兄妹児も一緒に!


2018年現在、登録メンバーは22名、15家族。
 

年齢は

上は小学5年生から下は年中児まで。

5・4年生の多くは設立当初からの
メンバーがほとんどなので、、、
 

長い子はもう5年目(!)になりますね。

 

もちろん、一緒に来ている兄妹児さんの
参加もオッケー!

(そういえば次男はスポ少よりも先に、こちらでサッカーを経験してました笑)

なので、長く一緒にボールを蹴っている
兄妹児さんもいるんです
(当然、ユニフォームも持ってます!)

巷に多くあるフットサル(サッカー)チームと何が違うの?


他に多くあるフットサルチームとの違い・・・

それは、LKが

フットサルの技術の向上はもとより

「コミュニケーション」「社会性」「想像力」
などの向上を目指した練習

を行なっている点です。

「コミュニケーション」「社会性」「想像力」

これらは、発達障害児が
苦手とする

集団生活に必要な要素

そうです。

LKはフットサルを通じて

集団生活に必要な要素 = 子ども達が苦手とする分野

を向上させることを
目的としているのです。

そのための練習メニューの工夫を
代表の宮本さんの指導のもと
行なっています。

具体的な練習メニューのご紹介は、また当ページでしたいと思っています!

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子供だけではない、保護者にとっての居場所も


LKでは、練習時間を利用しての
保護者交流、座談会等、保護者同士を繋ぐ活動も行なっています。

練習時間の前半は、子ども達の様子を見てもらい

後半は、お互いの悩みやニーズ、
就学、長期休暇など個別テーマで
座談会を開催したり

外部講師をお招きして
お話をして頂くなど、

保護者同士で話し合える
環境づくりにも努めています。

フットサル以外の活動もやります!

フットサルの定期練習
外部団体との練習試合への参加

などの他には

皆でお花見に行ったり

つい先日は
「親子で楽しむデイキャンプ」と称して

まんのう公園に外部の専門家をお招きし
デイキャンプを楽しみました!

 

代表・宮本寛さんの想い。なぜLKを立ち上げたのか?


職場である病院での個別の療育。
園や小学校へ訪問しての指導。専門学校での指導。

様々な場面での指導を重ねる度に、

「就学した後も関われる場所が欲しい」
「当事者同士の話せる場所をもちたい」

という想いが強くなりました。

また、訪問指導で先生方に
お話しする立場としても、

「自分が集団で指導できる力、ノウハウを身につけたい」

そんな願いから
このリトルキッカーズを立ち上げました。

 

発達障害児の多くは
コミュニケーション能力や社会性の面で
学校等の集団生活にうまく馴染めず

地域の塾やスポーツ少年団などへ
参加したとしても、継続できないことが多いのです。

そんな子ども達は、学校でも地域でも
「居場所」を得られず

しばしば孤立化してしまいます。

子ども達やその保護者が
世間に萎縮することなく

安心して参加でき、子ども達の能力を伸ばし、
さらには地域での理解者も育成できる「居場所」・・・

リトルキッカーズを
そんな皆の「居場所」に育てたい

と思っています!

 

【最後に】LKでは、絶賛スタッフ募集中!


LKでは、現在も一緒に子ども達に
関わってくれるスタッフを
絶賛募集中です。

子どもが好き!
子どもの発達に興味がある
将来、子どもに関わる仕事を目指している
などなど

当HPのお問い合わせフォームから
ご連絡いただくか

代表の宮本さん
st-miyamoto@i.softbank.jp

まで、ご連絡ください!

 

また、
練習の見学も大歓迎です!

ので、

どうぞお気軽にお問い合わせくださーい。