「サーカス」×「マレビト」
フェスティバルSETOラ・ピスト直前スペシャルトークイベント!
平成29年11月23日(木)、四国村全体が巨大なサーカス会場となる!
第3回創作サーカスフェスティバル
SETO LA PISTE「マレビト、来たる。」

「マレビト、来たる。」チラシ
「マレビト」
チラシにも解説があります。
マレビト(客人・稀人)とは、民俗学者である折口信夫が提唱した言葉で、
「異郷から来訪する神あるいは霊的な存在」
・・・
(ちょっと見栄を張って)ええ、なんとなくは分かります。
神様的な・・・ですよね・・・?(以下、自粛)
なぜ、サーカスというヨーロッパ発祥のものに
「マレビト」が登場するの?
というわけで、こんなイベントに参加して来ました!
フェスティバルSETOラ・ピスト直前スペシャルトーク!
ベルナール・カンタルx勘緑x田中未知子
トークイベント登壇者
ベルナール・カンタル氏 Bernard Quental
勘緑氏(木偶舎)
鈴木こう氏 【通訳】
田中未知子氏
トークイベント内容
そもそも「マレビト」って?
まずは動画を交えて登壇者の紹介がされた後、
「マレビト」についての話が貫禄さんより出ます。
人を超越したような存在。神には近いけど神ではない、という存在である、と。私は、フェスティバルに来られる皆さんが、どんな感覚をお持ちてどんなマレビトを見たいのか?
と言う点が気になりますね。
勘緑さん
「マレビト」。明らかに日本語ですので・・・
気になるのは、フランスには「マレビト」の様な存在はあるのしょうか?
と言う点ですよね。
ベルナールさん
なんと・・・ただ、ベルナールさんの専門分野である馬と向き合う時には、
不思議な感覚を抱かれている様です。
ベルナールさん
「そういう馬への感覚がシャーマン的だと思う」という貫禄さんは、
ご自身の体験を結びつけ、次の様に続けます。
「マレビト」的なものを結びつけ、お話しされます。
勘緑さん
日常と非日常の間で
フェスティバルの舞台となる、四国村を、勘緑さんは「まるで宇宙の様な場所」と表現します。
そして、四国村全体を使う今回のサーカスへの思いを次の様に語られました。
会場のどこを見ても、「マレビト」の存在が見える、そんなパフォーマンスをお見せしたい、と。
勘緑さん
勘緑さんはこの感覚を、超有名なアニメに例えて
表現されていました(笑
確かに、メ○ちゃん達があの不思議な生物に
遭遇するシーンみたいですよね・・・笑
そして、ベルナールさんは誰しもが
マレビトの様な存在になれる、と言います。
ベルナールさん
勘緑さんとの関係性についても、こう触れます。
ベルナールさん
しかしそれは、「僕をマレビトにさせる何か」があるのかも知れませんし、「勘緑さんの人形によって吹き込まれる何か」の力が、私をマレビトにさせることもあるのだろう、と感じています。
田中さんの思い-どうして「マレビト」なのか?-
そもそも、どうして今回のテーマは「マレビト」なのでしょうか。
瀬戸内サーカスファクトリー代表で
アーティスティックディレクターでもある田中さん。
ご自身が故郷の北海道を離れ、単身、瀬戸内に来た理由と重なるのだそうです。
田中さん
今回のフェスティバルは、そんな体験ができる場にしたいんです。「大きな何かが、力が私たちに喜びをもたらせてくれる、祭りの原点様な、そんな感じを皆さんに表現してもらいたいんです。
また、以前徳島の赤松神社で見た、お二人の即興
赤松分館さんの投稿 2017年6月6日火曜日
それが、今回のフェスのイメージの原型になった、とのこと。
田中さん
過去のフェスを通じで分かったこと
そして、過去2回行われたSETOラ・ピストを通じて、こう振り返ります。
田中さん
それは、途中のプロセスが欠けていたからなんです。フェスティバルは、事前のPRをするだけじゃなく、たくさんの人が関わって、集まって、そして帰って。
その繰り返しが大事なんです。フェスティバルはその「繋がり」の最終形が形として見えるだけで、当日だけのものではないんだ、ということ。そのことに、今まで気づけていなかったんです。
その点を踏まえ、今回はをの想いをアーティストにも伝えているそうです。
田中さん
そして、その田中さんの想いを受けた勘緑さん。
勘緑さん
うーん、格好いい!!
当日の動画もチェックください!
トークイベントライブ動画
当日のライブ動画がアップされています。
ここでは書き切れなかった、観覧者とのやりとりもご覧いただけます。
また、フェス当日にパフォーマーとして出演される
DanceBonBonカタタチサトさん
とっしゃんさん〔とっしゃんのおもロジカル〕
の「マレビト」への思いもお聞きいただけます!
ロケハン動画も公開されていますよ!
第3回SETO ラ・ピスト 「マレビト、来たる。」イベント概要
開催日時・タイムスケジュール
【日付】2017年11月23日(木・祝日)
【時間】11時〜16時30分
当日は11時開場の後、16時のフィナーレまで、四国村各所で様々なパフォーマンスが行われています。なお、メイン公演「マレビト、来たる。」は14時からです。
タイムスケジュールの詳細はチラシ裏面をご覧ください。
【場所】四国民家博物館〔四国村〕
香川県高松市屋島中町91
料金について
-
- 大人:2,500円(前売り:2,300円)
- 高校生:600円
- 小中学生:400円
- 未就学児:無料
※大人料金には、入村料1,000円が含まれます。高校生以下は、入村料のみでご覧いただけます!
チケットはどこでどうやって買える?
PC・スマホ サイトから
瀬戸内サーカスファクトリーへ直接申し込む
店頭にて
- 四国村 入村券売り場 087-843-3111
- デュークショップ高松 087-821-2345
- 高松市役所生協 087-839-2043
- スフィアーズゲート 087-805-6357
- NPO法人アーキペラゴ 087-813-1001
- ヤマザキショップ セブンセブン 087-841-4964
瀬戸内サーカスファクトリーに直接ご連絡いただいた方は、当日精算にて前売り価格での入場が可能だそうです!
ことでんとのコラボイベントも!
当日のことでん屋島駅 10:41到着の便より、ことでんご利用の方に整理券が先着50組に配布されます。
その整理券を受付で渡すと、ことでんオリジナルステッカーと交換してくださるそうです!
ことでん屋島駅から、会場までは2Kmほど、と散歩するのにぴったりの距離。
秋の風を受けながら、屋島路の雰囲気を肌で感じられてはいかがでしょう?
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